【玉谷製麺所】ふるさと山形。月山麺。月山の恵みを受け美味しさと地元にこだわった麺作りをしております。

原材料にこだわった職人造りの麺を工場直送にて全国へお届けします。

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今月の季節便

9月便 山形芋煮うどんと玉こんにゃく

初秋の風物詩!山形ご当地メニューをご自宅でどうぞ♪

詳細情報

資料館
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ギフト包装対応

ギフト発送をご希望の際は、弊社オリジナルの包装紙にて包装致します。「和」と「洋」の2種類のタイプをご用意しております。ご希望のタイプをご注文フォームの「備考欄」にてお申し付け下さい。
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ギフト包装『和』 クリックすると拡大表示されます。

タイプ和:月山麺

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タイプ洋:市松柄

※お客様からの選択がない場合は、包装紙のタイプは弊社側にお任せいただきます。

ココロを届けるたまやのギフト対応

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『月山の引摺饂飩』といま・むかし

  戦後まもなく、昭和24年に『うどん屋』を開業した父が作り始めたのは干しうどんです。それがこの地では秋から冬の間に、『ひきずり』と称した食べ方で昼食や夕食に良く食べられていました。
  鍋を囲炉裏の火に掛けて干しうどんを茹でる。それぞれの小さい古びたお膳を前に座って待つ家族。その輪の中に置かれた鍋敷に、母がうどん鍋を降ろし、小さめの丼にそのまま熱いうどんを盛り別ける。醤油で味付けした納豆をかけて熱々のうどんをすする。それらは、私の心にはっきりと蘇る原風景のひとつです。
  『ひきずり』のルーツを地元の料理店のご主人からお聞きした話では、大根おろしの絞り汁(「スブリ」と言った)に醤油を合わせたたれに付けて食べたとのこと。干しうどんが手に入らない時代から、手打ちうどんを作ってそのように簡便な調理をしていたようです。納豆をたれに入れるようになって、それはおいしい『ごちそう』となって、冬場の当地方の家庭料理として定着したのでした。
  戦後の食糧難の時代には、米国からの食糧援助物資の小麦粉や稲の裏作に作付けされた小麦の粉も、秋には干しうどんに加工され、雪に閉ざされた山間地の冬越しの食料としても飛ぶように売れたそうです。その頃の地粉100%で作られた色のくすんだうどんは、口ざわりはゴソゴソしているが、コシが強く味があったと懐かしむ人もおります。その後、アメリカやオーストラリアの小麦が輸入され真っ白い高級麺が主流となって、昔のうどんは姿を消しました。
  当社の通信販売部門も軌道に乗ってきた昭和61年秋に、『月山うどんまつり』というキャンペーンを行い、郷土料理としてのひっぱりうどん(山形市あたりでの『ひきずり』の別称)を紹介してDMを出したところ、大きな反響がありました。おまけに、その翌年3月に当DMが第1回全日本DM大賞で銅賞(通販DM葉書部門)を頂いてびっくりしました。その後も地元の皆さんのご応募を頂いて、こだわりの『ひきずり』料理コンテストを開いたりしました。皆さんの様々な工夫とこだわりに触れて、簡便で美味しく体に良くて楽しいこの料理をあらためて見直した次第です。
  この料理では茹であがったうどんを水洗いしないので、特にコシが強くて茹でのびの遅い麺が好まれます。鍋を囲み、どんぶりに少なめに盛って、納豆やネギ・削り節の入った醤油のたれをかけてすするのが基本形ですが、何回も鍋からすくっておかわりし、腹いっぱい忙しく競って食べあうところがポイントです。その間ずっとうどんは熱い湯の中にあるので、後の方ではどうしても柔らかくなってしまいます。それでもヘタヘタとならないで、プルンとした歯ざわりとコシが感じられれば、合格です。
  「月山うどん」は、地元の皆様の『ひきずり』用として創業以来ずっとご利用頂いて参りましたが、茹で時間が長いと言われてきました。この度この点を改良して、より早めに茹で上がり、ツルツルと口当たり良い「月山の引摺饂飩」を開発いたしました。時代の流れに乗って、薬味・具やつゆ・ソースを工夫して、即席性・健康性・娯楽性に磨きをかけたものになってほしいと願っております。
  何でも手に入る便利で豊かな『今』になりましたが、その根本にある心は、半世紀前の品不足の『むかし』と変わらないと思います。家族の思いやりが伝わる食文化を伝承していきたいと思います。
[あがぁしゃぇ 24号/1997.10.30 玉谷信義記]

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