つぉろの舖スタッフブログ

2021年 ソバ栽培記録6 2021.07.31 Sat 16:59:28

 

一昨日、台風8号が近県を通過して日本海に抜けたが、ホッと安心はまだ早。

昨日の夕立は全国ニュースに西川町の名が出たほどの豪雨でした。

雷鳴と滝のような雨が、30分以上に亘って襲ってきました。

幸いなことに、強い雨風もそう長くは続かずに治まりました。

ソバ畑の状況を、今朝早くに恐る恐る見に行きました。

 

 

大丈夫でした。

山ノ神地区は、西側の一部を除いて倒れずにしっかりと白い花を掲げて、

立ち揃っていました。

 

 

下釜のソバは2か所ほど倒れかかって、ダメージを受けていました。

今回では1番影響があったようです。

 

 

セキの下は生育が遅れていた畑だが、ほとんど倒れていません。

全体としては、

「あのようなすごい風雨をよく耐えてくれたなぁ」

と、ソバ達に感謝の念あるのみです。

月山そばファーム 玉谷信義〈2021年7月30日〉

2021年 ソバ栽培記録5 2021.07.26 Mon 17:53:48

 

早朝から晴れ渡った夏空のもと、白く小さなソバの花が畑一面に広がりました。

2日ほど前、山の方で大きな雷鳴とともに夕立があり、

カラカラに乾いた畑には程よい湿りでした。

 

 

それが効いたかはわからないが、1週間で40センチも伸びて、

もう90センチ以上になりました。

伸びるのが早すぎ、かな。

大雨や突風に遭えば、茎の根元から倒れる心配が出てきました。

 

 

夏ソバの収穫までには、もう一つ難題が控えています。

花が実を結び、黒く色付く頃に、野鳥が集団で飛来します。

 

山鳩やスズメなどで、50羽100羽と取りつかれると、

後にはカスのような実しか残りません。

 

昨年は、鷹のカイトやキラキラ光るテープなどを畑に配備してみたが、

すぐに慣れてしまい、効果はありません。

 

その筋の先生方に尋ねても、

「この時期は、食べ物が少ないからね」

と首を捻るばかり。

誰か、良い方法を教えていただけませんか。

月山そばファーム 玉谷信義〈2021年7月24日〉

放送は7月28日のピヨたまで! 2021.07.22 Thu 14:32:12

山形県西川町の玉谷製麺所です。

7月28日放送のピヨたまで弊社の工場と商品が紹介されます。

ぜひご覧くださいませ☆彡

2021年 ソバ栽培記録4 2021.07.21 Wed 17:18:49

 

月山麓でも、梅雨が明けました。

雲一つない真っ青な空の下に、朝露を浴びたソバの緑が広がっています。

草丈は膝を超えて55センチにもなりました。もう雑草も追いつけません。

 

 

よく見ると、もうすぐ咲きそうな花の芽がついた穂が見つかりました。

その近くで、咲きはじめを待っているように蝶が泊まり、トンボもたくさん飛び回っていました。

 

 

「梅雨明け十日」と安定した晴天が予想されたのは昔の話。

昨年の今頃は大雨が続いて県内各地で大きな災害になりました。

「セキの下」と「下釜」の畑もまわってみました。

 

 

同じような条件で作付けしたのに、生育に目立って差がついてきました。

水はけ、土質、栽培経歴など。思いつくことは多々あるが、すぐに改善はできません。

 

 

はじめは順調でも裏目になることや、

遅れていても後になって盛り返すこともありました。

 

 

周囲の草刈りをしながら、見守るしかないのです。

月山そばファーム 玉谷信義〈2021年7月17日〉

2021年 ソバ栽培記録3 2021.07.12 Mon 17:34:46

 

雨が降ったりやんだりの毎日が続き、時にはザーッとたたきつけるような雨音が室内でも聞かれます。

ふと、生え揃ったばかりのソバは倒れていないかなどと心配になりました。

1週間ぶりのソバ畑は、順調でした。

20センチほどに青々と生育し、畝間の土色がグンと少なく見えました。

 

 

これぐらいに成長したソバ若葉は、おひたしでからし醤油をかけて食べるとおいしいのですが、

間引きするほど厚く生え揃ったところもありません。

ソバは根元が水に浸かると育たなくなります。

 

 

水田から転作した畑は、もともと水持ちよくできているので排水対策は必須条件です。

下釜の畑は周囲に明渠を深くめぐらし、今年は中央部分を高めに改良して水はけに配慮しました。

先日の長期予報では、「エルニーニョもラニーニャ現象もなく、夏から秋は普通に経過する」と出ていました。

激しくなく、普通の天候をと願うばかりです。

 

月山そばファーム 玉谷信義〈2021年7月10日〉